黄金色に輝く日本酒ってどんな味? 全国津々浦々の「古昔の美酒」を試飲レポート

2020.11.06

黄金色に輝く日本酒ってどんな味? 全国津々浦々の「古昔の美酒」を試飲レポート

ウェビナリスト編集部

日本酒を熟成させるという独自の手法で作られる「古昔の美酒(いにしえのびしゅ)」。株式会社匠創生は、この商品の流通を目的とし、業界のオンリーワンを貫いています。ウェビナリストでは匠創生のこだわりを特集。今回はレポーターの小林が「古昔の美酒」を初体験してきました! ナビゲートしてくれるのは株式会社匠創生の大槻志保さんです。

「古昔の美酒」とは?

小林:「古昔の美酒」って、どんなお酒なんですか?

大槻:全国には日本酒や焼酎を作っている酒蔵さんが1400蔵あります。匠創生社長の安村亮彦は、10年以上の熟成した酒蔵を求めて、100蔵以上を訪ね歩いたんですよね。

小林:100蔵以上も……。

大槻:その酒蔵さんのお酒の中から、ソムリエが味と香りを厳選して、プライベートブランド化した商品が「古昔の美酒」です。

タンクの中で新酒を何年か熟成させると、「メイラード反応」という変化が起きます。そうすると、旨みが濃くなったり、黄金色などに変化したりします。

日本酒✕熟成の解はブランデー?

小林:それではさっそくいただきます!

大槻:まず最初に飲んでいただきたいのが、2010年に熟成された「龍力」です。兵庫県の本田商店さんが造られた純米酒です。

小林:いただきます。……あ、ブランデーみたいな味がしますね。

大槻:アイスなどにかけても大人のデザートになって、とても美味しいかもしれませんね。

小林:これ、チョコと合わせてもいいかもしれないですね!

  • ここが匠

「米の味は酒の味」をモットーに、兵庫県は姫路市で米と酒の旨みを極めんとする本田商店。「2010年 龍力」は、幻の酒米「神力」を駆使し、イチジクのような芳醇で甘い味わいへと昇華させている。

https://oldvintage.jp/collections/2010-tatsuriki

まさに原点。日本酒のヴィンテージ

大槻:続いては、千葉県の岩瀬酒蔵さんが作られた、1983年熟成の「岩の井」です。2010年の龍力とは変わって、酸味や渋味が感じられると思います。

小林:ぜんぜん違いますね! 酸味があってスッキリしています。

大槻:2010年の龍力と色は似ているんですが味がぜんぜん違うのはスゴいと思います。

小林:うんうん、たしかに。

  • ここが匠

「古昔の美酒」ブランドの口火を切った「1983年 岩の井」。最も熟成期間が長い古酒のパイオニアは、ドライフルーツとナッツの風味を彷彿とさせる香り高い味わいとなっている。

https://oldvintage.jp/collections/1983-iwanoi

熟成期間の妙に思わず舌鼓

大槻:続いては、同じく岩瀬酒蔵さんの1984年熟成の「岩の井」です。同じ蔵で同じお米、同じ酒質なんですが、熟成が1年だけ違います。

小林:色も味もぜんぜん違う。女性でも飲みやすいと思いました。

大槻:83年の岩の井よりも味に優しさを感じませんか?

小林:たしかに。

大槻:1年の熟成の差ですが、スゴい差があるなと思います。

  • ここが匠

淡い黄金色が目を引く岩瀬酒造の熟成古酒。柚子などの和柑橘を想起させる爽やかな味わいと、ハーブのような吟醸香。1983年のものとは打って変わった風味が、熟成の奥深さを理解させてくれる。

https://oldvintage.jp/collections/1984-iwanoi

富山の名水が生きる、軽やかな古酒

大槻:続いては、2009年熟成の「幻の瀧」です。富山県の皇国晴酒造さんのお酒です。84年岩の井と変わって、スゴい透明な色ですよね。

こちらは白ワインのような味わいになってます。

小林:スッキリしていて、本当に白ワインみたいですね。飲みやすいです。

大槻:イタリアンとも合わせられるお酒ですよね。チーズとかにも合わせやすいと思います。

小林:「古酒✕イタリアン」は意外な組み合わせですね。

  • ここが匠

日本名水百選の源泉を酒蔵内にたずさえる皇国晴酒造。富山県黒部川の名水を生かした日本酒を熟成させると、酸味と軽やかさを兼備した吟醸香が特徴の古酒ができあがる。余韻に残る香ばしい風味も堪能したい一品だ。

2009 幻の瀧

江戸時代から続く酒蔵の伝統芸

大槻:続いては、埼玉県にある釜屋さんの1995年熟成「釜屋」。私はウォッカっぽいと思いますが、どうですか?

小林:いただきます。うっ……!! 喉にクッと来ますね(笑)。「ウォッカみたい」というのがよくわかります。どんな料理に合わせたりするんでしょうか?

大槻:釜屋は焼き魚や鶏など、淡白な味わいのものと合うかと思います。

小林:たしかにサッパリした味わいのお料理と合いそうですね。

  • ここが匠

創業1748年。江戸の代から続く酒蔵で熟成させた「釜屋」は、口に含むと豊かな純米酒の風味が広がる。果実を思わせる優しい味わいと華やかな香り。純米酒の旨みを追求した美酒だ。

https://oldvintage.jp/collections/1995-kamaya

新酒をアップデート。会津で根付く美酒

大槻:最後に、1998年から熟成している「里の泉」です。今日紹介した古酒は、日本酒の新酒と比べると変化が大きいんですが、里の泉は新酒のうまみが多くなった、特徴のある銘柄だと思います。

小林:これもおいしかったです!

  • ここが匠

会津の宿場町の地で300年以上の歴史を持つ会津酒造。チヨニシキと超軟水の旨みを生かした「里の泉」は、紅茶とヘーゼルナッツを彷彿とさせる香りが鼻孔をくすぐる。

https://oldvintage.jp/collections/1998-satonoizumi

小林:本当に古酒によって、味わいが違うんですね。100種あれば100通りの味わいがあるのがわかりました。今日は本当にありがとうございました!

古昔の美酒」の購入方法は?

小林:ちなみに、この「古昔の美酒」ですが、どこで買えるんですか?

大槻:まずはこちらの大手町の直営店舗(※注1)です。ECサイトだと、公式オンラインショップAmazonヤフーショッピング楽天市場にも出店しているので、ぜひ「古昔の美酒」で検索してみてください。

あとは、直営店舗やポッピングスタンドでも試飲できます。実際に味わってから購入もできますよ。

小林:ギフトにもピッタリだと思います。私も機会があれば購入したいと思います。どれも異なる味わいや色を楽しめました。ありがとうございました!

大槻:こちらこそありがとうございました。試飲もしていますので、みなさんもぜひご来店ください!

※注1:大手町の直営店舗に加え、11月21日から兵庫県淡路島で2店舗目の「古酒の舎(こしゅのや)」がオープン。

公式ホームページ:https://oldvintage.jp/

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